乗ってみたい飛行機・MRJ

svelandski2018-07-19

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今週の新聞記事で気を引いたのは国産ジェット旅客機 MRJ がイギリスのファンボロー国際航空ショーで飛行展示に成功したと言ふニュースである。残念ながら2回目のフライトは牽引車の接触があったとかで中止されたが、長い開発期間を経た後、生産技術が完成の域に達したことが伺へて全体的には良いニュースであると思った。ただ、国際的に競争も厳しい業界であるらしく、巨大な開発費の回収に時間がかかるらしい。米国では最大座席数などの上限の規制があって、予定の需要が満たされない心配もあるらしい。「良い物を作れば売れる」と言ふ考へでやってゐては駄目であることも書いてあったが、長期的に見ればそんな考へは信用に繋がると思ふ。営業的な数字にこだはって成否を問ふのではなく、もっとものづくりの心を評価すべきであると思ふ。日本人であるから贔屓目に見てしまふだけなのかもしれないのだが、こんな飛行機にいつか乗って見たいと僕は思ってゐる。