ものの見方が変はれば世の中は、、

svelandski2017-11-14

火 旧暦 9月 26 日 仏滅 乙巳 一白水星 Emil Emilia V46 25116 日目

人類の歴史の中で、物理学上の大発見があった時は、世の中が変はるものだった。新技術の登場で世の中が便利になるからと言ふ以上に、人々のものの見方や考へ方が変はった。そして新しいものの見方が、その時代に蔓延してゐた閉塞感を突き破ることがあったのではないかと思ふ。その一番顕著な例はコペルニクスの地動説の登場であったと思ふ。割と新しいところでは、物質とエネルギーとは同じものであると言ふ発見も人々のものの見方を変へた。量子力学で、非常にミクロな世界では、僕らが目で認識できる世界とは違った世界があることの発見も人々の物の見方を変へたと思ふ。最近では重力波の発見とかも話題になってゐる。でも、時代が行き詰まった感じは、これらの発見では突破されてない感じがある。この先には、今の世界の閉塞感を突破する様な大発見があるのではないかとも思ふ。それを期待して良いのか、恐れるべきなのか、それはわからない。宇宙は the cosmos とも呼ばれるが、僕らの住む社会はどうしてかうも複雑で混沌としてゐるのだらう。