多分、おそらく、もしかすると

svelandski2018-02-12

月 旧暦 12 月 27 日 友引 乙亥 九紫火星 Evelina Evy V07 25206 日目

この三つの言葉を僕は日常生活の中でどんな風に使ひ分けてゐるだらう。「角川必携国語辞典」を引くと、「多分」は「きっと」よりは確実性がなく、「ひょっとしたら」よりは確実性が高い、と書いてある。「おそらく」は「恐れることには」から来てゐて、さうなるかもしれない不安やためらひの気持ちでいふことが多い、と書いてある。それに比べると、「もしかすると」にはほのかな希望がある様な気もする。この他にも「ひょっとすると」といふ言葉もあるが、これらの言葉は厳密に使ひ分けるのが難しい。普段は僕は意識もせずにどれかを使ってゐる。これが英語になると、 ”Perhaps”, ”Probably”, ”Maybe”, ”Possibly” , ”Very likely” などが考へられる。スウェーデン語になると ”kanske”, ”troligen”, ”möjligen” などが考へられる。いづれの言葉にも元になる言葉があるだらうし、本来は使ひ分けがあるのだらうが、使ひ方に注意したことはない。試しに、「もしかすると明日は雨かもしれない」を Google translate にかけてみると、英語では ”Maybe it will rain tomorrow.” と出た。スウェーデン語では ”Kanske det regnar imorgon.” と出た。将来の自動翻訳は、いくつかの類義語がある場合、そのうちどれが一番その場に相応しいかを判断できる様になるのだらうか。